デジタル工作機械からの環境問題へのアプローチ

(「こども食堂・太陽の家」さんのノベルティアイテム製作)

 

最近なにか自分オリジナルのモノを作ったことありますか?

産業革命以前は誰しもが自分の身の回りのモノを自分で作っていました。

服や家具などを自分で作り、自分たちの暮らしに役立てていました。

自分で作れるからこそ、自分で直す事もでき、今のように資源の乏しい時代でもモノを長く使うことで、とても豊かに暮らしていたのだと思います。

ところが、産業革命以降に動力を活用したモノづくりが始まり、工場に労働力を集約することで効率的な大量生産が実現していきました。

すると次第に個人から生産能力が失われて、今やモノづくりは工作機械などの生産能力のある工場でしか出来ないという風潮になってしまいました。

確かに、効率的な大量生産によって、誰しもが安く便利なモノを入手できるようになりました。

しかし大量生産の弊害として、資源の無駄遣いや環境への悪影響も無視できないレベルまで来ています。

製造業の現場でも、製品設計をする際には必ず環境への配慮をしなければならなくなっています。

そんな中で、注目されつつあるのが3Dプリンタをはじめとした、個人でも使えるデスクトップタイプのデジタル工作機です。

これらの活用によって、産業革命以降失われた生産能力を個人の手に再び取り戻すことができます。

そうすることで、個人個人が自分に適したモノを作る究極のマス・カスタマイゼーション(個人の趣向に合わせたモノづくり)が実現し、自分で直す事もできるようになるので、一つのモノを愛着をもって長く大切に使えるようになります。

大量生産のすべてが無くなるわけではないでしょうが、その弊害を低減することにはつながっていくはずです。

こうした、デジタル工作機械を活用するというアプローチで、今の環境問題解決にも取り組みたいと私は考えています。

何か製品アイデアをお持ちで現実化してみたいという方が見えましたら、ぜひお気軽に私にご連絡ください。

面白いモノづくりを一緒に楽しみましょう(^o^)v

 

3Dエンタープライズ・代表

田中保憲

 

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