(私の所有している国産パーソナル3DプリンターMUTOH MF-1000)
(よりパーソナルな3DプリンターMUTO MF-500)
3Dプリンターという言葉が良く聞かれるようになってしばらく経ちます。
一時期ほどの盛り上がりは収束してきているようですが、それは同時に定着してきたという事も意味するかと思います。
そんな3Dプリンターですが、未だに「聞いたことがあるけど、実物は見たことがない」「結局なにができるの?」といった事もよく聞きます。
ここで簡単に3Dプリンターについてご説明しておきます。
3Dプリンターの主な機能としては、立体造形物を形作ることです。
従来の製造業で、立体造形物を作る場合は、購入してきた素材から必要な分を切り出し、そこから削ったり、折り曲げたりして形作ることが主流でした。
それに対して、3Dプリンターが立体造形物を作る場合は、素材を積み上げたり付着させたりすることで形を作っていきます。
ちょうど、粘土細工やレンガのブロックを積み上げてモノを作るようなものです。
こうして、積み上げたり付着させたりすることで立体造形物を作る手法のことをAdditive Manufacturing(アディティブ・マニュファクチャリング、略称AM)と言います。
AMによって部品を制作する工作機械のことを総称して3Dプリンターと呼びます。
この3Dプリンターの登場によって、従来の加工方法では実現できなかった複雑な形状を作ることができるようになったり、金型などが不要な点から試作品の製作コストや期間を著しく低減することが可能となってきました。
この3Dプリンターの技術革新や特許技術の期限切れなどを受けて、今は個人向けの3Dプリンターも普及するようになってきました。
模型やフィギュア作成、DIY、電子工作などを趣味としている方がドンドンと活用するようになっています。
さらなる活用方法を模索するために、社会的なものづくりの実験市民工房「ファブラボ」なども世界各地で開設されるようになり、民間のものづくりコワーキング施設も続々とそれに続いている現状があります。
モノづくりだけでなく、デジタルデータを取り扱うため、ITや物流といった産業にまでその活用範囲を広げています。
私も3Dエンタープライズの主な事業として、この3Dプリンターの活用について研究調査して、普及推進をしてまいります。
3Dプリンターに関するセミナーや研修などを実施しております。
ご興味のある方は私までご連絡ください。
e-mail: y-tanaka@3d-enterprise.jp
専門家派遣のミラサポにも登録しておりますので、ミラサポを経由しての無料相談にも応じることが出来ます。
ぜひ、一緒に日本のものづくりを革新していきましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
3Dエンタープライズ・代表
3D経営コンサルタント
田中保憲