メッセナゴヤで見つけたドローンの活用

先日のメッセナゴヤで、ドローン訓練コート用ネット、と言うのを見てきました。

私は以前に航空機開発に携わった経緯から、ドローンにも関心があります。

ドローンは今や一般に個人でも気軽に購入して楽しめるようになってきました。

重量200g以下のホビー用ドローンであれば、航空法の規制からも外れ、すぐに飛行物体を飛ばせて遊べます。

航空技術がここまで、一般の個人まで普及しそうな環境はいまだかつてなかったでしょう。

しかし、航空技術がまだ今のような体系をなしていなかったような時代(ライト兄弟が活躍した時代)では、だれでも自由に空を夢見て挑戦できる時代でした。

航空機の産業化が進み、どんどんと空を飛ぶことが個人では難しくなっていったのですが、ドローンの登場によってこの航空技術が個人の手に取り戻せそうで期待しています。

ちなみに、私が3Dプリンターなどのデジタル加工機を推進するのも、ものづくり技術を個人の手に取り戻して、だれでもワクワクするようなものづくりが楽しめる社会を作りたいからです。

ただ、だれでも楽しめるが故に生じる問題も沢山あります。

ドローンで言えば「安全対策」への問題です。

先日もイベント会場で、自作の菓子ばら撒き機能を付けたドローンが墜落して、観客に怪我を負わせた事故が起きました。

やはり、絶対の「安全」を確保した上で、楽しいという体験を持ってもらうのが、広く一般へ普及するためには重要だと思います。

さて、話を戻してメッセナゴヤで見つけた、ドローン訓練用ネットについてです。

もともと、このネットを開発した会社ではドローン飛行訓練用途でしか考えてはいなかったようです。

ですが、私が「イベントの集客装置」としてのドローン体験にも活用出来そうと言うお話をしたら、その視点は無かったと、若干担当者の方が喜んでくれていました。

具体的には、イベントのテントの中にこのネットを張って、安全確保をした上で、外からドローンを操縦、UFOキャッチャー的なゲームなどでドローンを体験してもらう。

マルシェやお祭りなどの狭いスペースで、安全を確保しながらドローンを多くの人に楽しんでもらうにはいいアイデアだと思うのですが、いかがでしょう?

これによって、イベントでの集客能力の向上、航空技術の一般への普及、安全管理への関心向上など、様々な効果が得られると思います。

何かしらドローンの活用などをお考えの方が見えましたら、ご連絡ください。

私も模索中ですが、多くの仲間の知恵を出し合うことで、新たなアイデアが生み出されるかもしれません。

 

3Dエンタープライズ代表

田中保憲

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